:残しておきたいビデオを選ぶ
ビデオを削 って最高のショット だけを残すには、各クリ ップを再生し、素材を カット(つまり「切
り取り」)します。
1
秒間のビデオは、複数のピクチャ(つまりフレーム)からできています。各ク
リップ全体 を通して再生すること も、フレーム単位で再生し、切 り取りたい瞬間を決め ることもで
きます。
このステッ プでは、読み込んだクリッ プをプレビューし、切り取 ったり不要な素材を削 除したりし
ます。クリップをプレビューするには、下に示すように
iMovie
再生コントロールを使います。
クリップは次のどの方法でも再生できます:
Â
再生するクリップを選択して、
iMovie
の再生コントロールにある「再生」をクリックします。
Â
巻き戻しをクリックすると、ムービーまたは一連のクリップの最初に移動します。
Â
フルス クリーンで再 生をクリック してフルス クリーンモー ドでビデオ を再生します。(フ ルスク
リーンモードを解除するときは、画面の任意の場所をクリックするか、
Esc
キーを押します。)
床の映像や ぼやけた映像、写りの悪 い部分がすぐに削除で き、必要な素材だけが残 せます。丸ごと
削除したいクリップもあるかもしれません。
ご存じですか?
—
フラッシュメモリを用いたデバイスからビデオを読み込む
MPEG-4
ビデオカメラによっては、
FireWire
コネクタではなく
USB
コネクタで接続されます。こう
いったデバイスからコンピュータにビデオを転送するには、デバイスをコンピュータの
USB
ポート
に接続する必要があります。接続した
MPEG-4
カメラまたはデバイスは、デスクトップ上ではハー
ドディスクとして表示されます。ハードディスクアイコンを開いて、ビデオ素材を
iMovie HD
プロ
ジェクトにドラッグしたり、デスクトップ上に置いて後から読み込んだりすることができます。
MPEG-4
デバイスからビデ オ素材を読み込む場合、 そのビデオは
1
つのク リップとしてプロジェ
クトに読み込ま れます。複数のク リップに分割 する作業は「
iMovie HD
」では自 動で行われませ
ん。「
iMovie HD
」の取り込みコン トロールでビデオ素材を読み込んだりカメラを操作したりする
ことはできません。「
Magic iMovie
」の機能で自動的にビデオを読み込むこともできません。
巻き戻し
再生/一時停止
フルスクリーンで再生
第
2
章
iMovie HD
チュートリアル
15
クリップを削除するには:
m
クリップを選択し、「編集」>「カット」と選択するか
Delete
キーを押します。
クリップパネルからクリップが消えます。すると、ウインドウの一番下にある
iMovie
ゴミ箱に何か
が入ったことが分かります。これがカットしたクリップです。これは
iMovie
ゴミ箱を空にするまで
残っています。
その他のク リップは、良い部分だけが 残るように切り取るこ とができます。クリップを 切り取る場
合は、残してお きたいフレームを選 択して残りを削除しま す。切り取りは、クリップの 中間部分だ
けを残し、その前後を削除します。
クリップを切り取るには:
1
クリップパネルで切り取りたいクリップをクリックして選択します。
2
iMovie
モニタ(下を参照)の下にある移動バーの再生ヘッドを場面の開始地点にしたいところまで
ドラッグします。
3
ポインタを再 生ヘッドのすぐ下に置 き、次に右にドラッグして 素材の残したい部分が 含まれるよう
にします。(ポインタを右に動かすと、切り取りマーカーが表示されます。)
移動バーの金色の部分(下を参照)が選択した素材を示しています。
4
「編集」>「切り取り」と選択すると、選んだ部分が残り、それ以外は削除されます。
∏
ヒント:切り取りマーカーの位置を精密に調整する場合は、切り取りマーカー(上を参照)をク
リックして選択し、次に←または→キーを押して切り取りマーカーを
1
フレームずつ移動します。
切り取りマーカーを
10
フレーム移動させる場合は、
Shift
+←または→キーを押します。
再生ヘッド
ポインタ
切り取りマーカー
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第
2
章
iMovie HD
チュートリアル
ステップ
4